本文へ移動

アルミ手摺強度

アルミ手摺強度

アルミ手摺強度検討書

1.検討方針

手摺強度については協和工業株式会社が財団法人日本建築総合試験所に依頼して行った「アルミ合金手摺ユニットの水平荷重試験」の実験データを参考に算定する。

  • 試験番号:IIJ-98-19
  • 受付日:平成10年7月9日 財団法人日本建築総合試験所
  • 所長 工学博士:森田 司郎
  • 技術管理者 構造要素試験室長:井上 隆二

2.手摺強度の算定

財団法人日本建築総合試験所で行った水平荷重試験の試験体の形状および載荷荷重は下記である。
試験は「手摺ユニット性能試験方法」(財団法人ベターリビング)に示される、ユニット水平荷重「床支持(試験番号TTS-5)」に準じて行った。

荷重P=75kgf/m(全体荷重Po=180kgf)で5回繰り返し載荷を行った。

その試験結果によれば、載荷荷重211kgでアンカーボルトが抜け出し始めので試験を終了している。

よって載荷荷重は180kgを短期許容荷重として、手摺強度の算定を行うものとする。

1kgf=9.8N/mなので180kgf=1764N/m

ただし、試験は集中荷重なので単位面積あたりの荷重は
ω =  180 1.2x1.2/2  = 250kg/m2 = 2450N/m2
水平荷重試験の試験体の形状および載荷荷重
手摺(ボンド工法)グラフ

水平荷重検査の様子

財団法人日本建築総合試験所による水平荷重検査
財団法人日本建築総合試験所による水平荷重検査
財団法人日本建築総合試験所による水平荷重検査
財団法人日本建築総合試験所による水平荷重検査
財団法人日本建築総合試験所による水平荷重検査
TOPへ戻る